【声明】言論を脅かすすべての暴力と、それに便乗したヘイトスピーチに抗議する(2022.07.08)
(2022.07.08更新 少しだけ表現を変えました)
2022年7月8日、安倍晋三・元首相が、演説中に銃撃されるという、非常に許しがたいテロ事件が起こりました。
それ以外にも、今回の選挙戦においては、立憲民主党・福山哲郎候補が暴行を受けたり、同党の辻元清美候補が様々な妨害・襲撃を受けていたり、また自民党などから出馬した、新疆ウイグル自治区にルーツを持つ候補者が支持者から差別的言動を受けてきたりと、差別と暴力にまみれた選挙戦においての、最悪の事態となってしまいました。
それと同時に、昨日から今日に掛けてのツイッターでのトレンドに、辻元清美候補の受けた襲撃に関する評価として「自業自得」というものがあったことも忘れてはなりません。言論や政治活動に対する暴力を容認する傾向は既にありました。
後藤和智事務所OffLineは、これらのような、言論の自由と平等を脅かす暴力・差別に改めて最大級の抗議をすると同時に、事件に便乗したヘイトスピーチにも最大級抗議し、また事件に便乗した政治的言論・集会の自由の規制にも強く反対します。また、被害者に対する「自業自得」論にも反対します。
それとともに、「安倍晋三の時代」を言論によって終わらせることができなかった私の力不足を重く受け止め、同時代の「言論」と政治に対する批判を終わらせないことを表明します。
#私たちが求めているのは民主主義であって暴力ではない