後藤和智事務所OffLine サークルブログ

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【C95新刊】新・間違いだらけの論客選び――計量テキスト分析による〈平成論壇〉の生態の解明

【書誌データ】
 書名:新・間違いだらけの論客選び――計量テキスト分析による〈平成論壇〉の生態の解明(月刊テキストマイニングレポートVol.20)
 発行日:2018(平成30)年12月31日(コミックマーケット95)
 著者:後藤和智後藤和智事務所OffLine http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
 サイズ:A5
 ページ数:136ページ
 価格:即売会…1,200円/書店委託…1,400円(税抜)
 通販取扱:メロンブックス https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=456330
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 電子書籍BOOK☆WALKERメロンブックスDL、BOOTH、note

 【分析書籍】
相原博之『キャラ化するニッポン』講談社現代新書、2007年
赤木智弘『若者を見殺しにする国』双風舎、2007年(朝日文庫版を使用)
赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後』講談社現代新書、2014年
雨宮処凜『生きさせろ!』太田出版、2007年(ちくま文庫版を使用)
雨宮まみ『女子をこじらせて』ポット出版、2011年(幻冬舎文庫版を使用)
安西祐一郎『「デジタル脳」が日本を救う』講談社、2010年
新井紀子『AI vs.教科書が読めない子どもたち』東洋経済新報社、2008年
浅羽通明『「反戦脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』ちくま新書、2016年
東浩紀動物化するポストモダン講談社現代新書、2001年/『一般意志2.0』講談社、2011年/『ゲンロン0 観光客の哲学』ゲンロン、2017年
坂東眞理子『女性の品格』PHP新書、2006年
ブレイディみかこ『THIS IS JAPAN』太田出版、2016年
ちきりん『自分のアタマで考えよう』ダイヤモンド社、2011年/『未来の働き方を考えよう』文藝春秋、2013年
カレー沢薫『女って何だ?』キノブックス、2018年
土井隆義『友だち地獄』ちくま新書、2008年
江原啓之『子どもが危ない!』集英社、2004年
円堂都司昭ゼロ年代の論点』ソフトバンク新書、2011年
藤井厳喜『「国家」の逆襲』祥伝社新書、2016年
藤本一勇『批判感覚の再生』白澤社、2006年
藤本由香里『私の居場所はどこにあるの?』学陽書房、1998年(朝日文庫版を使用)
藤野英人『さらば、GG資本主義』光文社新書、2018年
福嶋麻衣子、いしたにまさき『日本の若者は不幸じゃない』ソフトバンク新書、2011年
藤田孝典『貧困世代』講談社現代新書、2016年
藤原正彦国家の品格新潮新書、2005年
藤原智美『検索バカ』朝日新書、2008年
深澤真紀『平成男子図鑑』日経BP社、2007年(『草食男子世代』光文社知恵の森文庫版を使用)
福田和也『余は如何にしてナショナリストとなりし乎』光文社、2000年
古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』講談社、2011年/『だから日本はズレている』新潮新書、2014年
古谷経衡『左翼も右翼もウソだらけ』新潮新書、2016年
ケント・ギルバート儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』講談社+α新書¥、2017年
はあちゅう(伊藤春香)『恋愛炎上主義。』ポプラ社、2014年
原田曜平『近頃の若者はなぜダメなのか』光文社新書、2010年/『ヤンキー経済』幻冬舎新書、2014年
橋本努『ロスト近代』弘文堂、2012年
橋本治『バカになったか、日本人』集英社、2014年
波頭亮『若者のリアル』日本実業出版社、2003年
速水健朗ケータイ小説的。』原書房、2008年/『自分探しが止まらない』ソフトバンク新書、2008年/『1995年』ちくま新書、2014年
速水由紀子『「つながり」という危うい快楽』筑摩書房、2006年
林秀彦『この国の終わり』成甲書房、2005年
辺見庸『単独発言』角川書店、2001年(角川文庫版を使用)
平田オリザ『下り坂をそろそろと下りる』講談社現代新書、2016年
広田照幸『《愛国心》のゆくえ』世織書房、2005年
本田透電波男三才ブックス、2005年(講談社文庫版を使用)
本田由紀『多元化する「能力」と日本社会』NTT出版、2005年
堀有伸『日本的ナルシシズムの罪』新潮新書、2016年
堀江貴文『新・資本論』 宝島社新書、2009年
堀井憲一郎『若者殺しの時代』講談社現代新書、2012年/『やさしさをまとった殲滅の時代』講談社現代新書、2013年
堀越英美『不道徳お母さん講座』河出書房新社、2018年
百田尚樹『大放言』新潮新書、2015年
兵頭新児『ぼくたちの女災社会』二見書房、2009年
イケダハヤト『年収150万で僕らは自由に生きていく』星海社新書、2012年/『新世代努力論』朝日新聞出版、2014年
池田整治『マインドコントロール』ビジネス社、2009年
井上達夫『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』毎日新聞出版、2015年
井上トシユキ『2ちゃんねる宣言』文藝春秋、2001年(文春文庫PLUS版を使用)
石堂淑朗『「おやじ」の正論』PHP研究所、2006年
石原慎太郎『日本よ、完全自立を』文春新書、2018年
石川九楊『縦に書け!』祥伝社、2005年(祥伝社新書版を使用)
いつか『「昭和の男」がなくなる日』主婦の友社新書、2011年
岩木秀夫『ゆとり教育から個性浪費社会へ』ちくま新書、2004年
岩村暢子『日本人には二種類いる』新潮新書、2013年
門脇厚司『子どもの社会力』岩波新書、1999年/『社会力を育てる』岩波新書、2010年
金村詩恩『私のエッジから観ている風景』ぶなのもり、2017年
姜尚中『愛国の作法』朝日新書、2006年
樫村愛子ネオリベラリズム精神分析光文社新書、2007年
片田珠美『一億総ガキ社会』光文社新書、2010年
片山杜秀『平成精神史』幻冬舎新書、2018年
加藤典洋敗戦後論講談社、1997年(ちくま学芸文庫版を使用)/『戦後入門』ちくま新書、2015年
河上亮一『学校崩壊』草思社、1999年
香山リカ『ココロに向かって耳をすまそう』ハヤカワ文庫、1998年/『多重化するリアル』廣済堂、2011年/『ぷちナショナリズム症候群』中公新書ラクレ、2002年/『若者の法則』岩波新書、2002年/『〈私〉の愛国心ちくま新書、2014年/『就職がこわい講談社、2004年(講談社+α文庫版を使用)/『生きづらい〈私〉たち』講談社現代新書、2004年/『〈雅子さま〉はあなたと一緒に泣いている』筑摩書房、2005年(ちくま文庫版を使用)/『いまどきの〈常識〉』岩波新書、2005年/『テレビの罠』ちくま新書、2006年/『仕事中だけ「うつ病」になる人たち』(『なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか』PHP文庫版を使用)/『なぜ日本人は劣化したか』講談社現代新書、2007年/『私は若者が嫌いだ!』ベスト新書、2008年/『貧乏クジ世代PHP新書、2008年/『悪いのは私じゃない症候群』ベスト新書、2009年/『〈不安な時代〉の精神病理』講談社現代新書、2011年/『3・11後の心を立て直す』ベスト新書、2011年/『世の中の意見が〈私〉と違うときに読む本』幻冬舎新書、2011年/『絆ストレス』青春新書INTELLIGENCE、2012年/『「独裁」入門』集英社新書、2012年/『若者のホンネ』朝日新書、2012年/『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』朝日新書、2014年/『弱者はもう救われないのか』幻冬舎新書、2014年/『劣化する日本人』ベスト新書、2014年/『半知性主義でいこう』朝日新書、2016年/『リベラルですが、何か?』イースト新書、2014年/『「発達障害」と言いたがる人たち』SB新書、2018年
KAZUYA『超日本人の時代』アイバス出版、2015年
木下ちがやポピュリズムと「民意」の政治学』大月書店、2017年
北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』NHKブックス、2004年
北原みのり『アンアンのセックスでキレイになれた?』朝日新聞出版、2011年
小浜逸郎『やっぱりバカが増えている』洋泉社新書y、2003年/『人はひとりで生きていけるか』PHP研究所、2010年
小谷野敦『すばらしき愚民社会』新潮社、2004年
熊代亨『ロスジェネ心理学』作品社、2012年
久徳重和『人間形成障害』祥伝社新書、2008年
李信恵『#鶴橋安寧』影書房、2015年
牧村朝子『ハッピーエンドに殺されない』青弓社、2017年
マークス寿子『日本はなぜここまで壊れたのか』草思社、2006年
正村公宏『成熟社会への選択』NHKブックス、1994年
正高信男『ケータイを持ったサル』中公新書、2013年
松谷創一郎『ギャルと不思議ちゃん論』原書房、2012年
パオロ・マッツァリーノ『スタンダード 反社会学講座イースト・プレス、2005年
御田寺圭『矛盾社会序説』イースト・プレス、2018年
三浦展ファスト風土化する日本』洋泉社新書y、2004年/『下流社会光文社新書、2005年/『かまやつ女の時代』牧野出版、2005年(『平成女子図鑑』中公文庫版を使用)/『女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?』光文社新書、2008年/『第四の消費』朝日新書、2012年
宮台真司まぼろしの郊外』朝日新聞社、1997年/『日本の難点』幻冬舎新書、2009年/『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』幻冬舎、2014年
宮本政於『お役所の掟』講談社、1994年
宮崎哲弥『正義の見方』洋泉社、1996年(新潮OH!文庫版を使用)
森川嘉一郎趣都の誕生幻冬舎、2003年(幻冬舎文庫版を使用)
森永卓郎『年収300万円時代を生き抜く経済学』光文社、2003年(光文社知恵の森文庫版を使用)
森嶋通夫『日本はなぜ没落するか』岩波書店、1998年(岩波現代文庫版を使用)
藻谷浩介『里山資本主義』角川Oneテーマ21、2013年
毛利嘉孝『ストリートの思想』NHKブックス、1998年
村上裕一『ネトウヨ化する日本』角川EPUB選書、2016年
永田夏来『生涯未婚時代』イースト新書、2017年
永山彦三郎『現場から見た教育改革』ちくま新書、2002年
中川淳一郎ウェブはバカと暇人のもの光文社新書、2009年/『ウェブを炎上させるイタい人たち』宝島社新書、2010年/『バカざんまい』新潮新書、2015年
中島義道『醜い日本の私』新潮選書、2006年
中谷巌『資本主義はなぜ自壊したのか』集英社、2008年(集英社文庫版を使用)
難波功士『大二病』双葉社新書、2014年
荷宮和子『なぜフェミニズムは没落したのか』中公新書ラクレ、2004年/『バリバリのハト派晶文社、2014年
蜷川真夫『ネットの炎上力』文春新書、2010年
楡周平『衆愚の時代』新潮新書、2010年
西部邁国民の道徳』扶桑社、2000年/『保守の真髄』講談社現代新書、2017年
西田亮介『不寛容の本質』経済界新書、2017年
野田正彰『この社会の歪みについて』KTC中央出版、2005年
野口悠紀雄『1940年体制』東洋経済新報社、1995年
野間易通『実録・レイシストをしばき隊』河出書房新社、2018年
小川榮太郎『約束の日』幻冬舎、2012年/『『永遠の0』と日本人』幻冬舎新書、2014年
小川たまか『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』タバブックス、2018年
尾木直樹『子どもの危機をどう見るか』岩波新書、2000年/『思春期の危機をどう見るか』岩波新書、2006年
小熊英二『社会を変えるには』講談社現代新書、2014年
小原信『iモード社会の「われとわれわれ」』中公叢書、2002年
大堀ユリエ『昭和脳上司がゆとり世代部下を働かせる方法77』光文社、2012年
岡田憲治『言葉が足りないとサルになる』亜紀書房、2009年
岡田斗司夫『ぼくたちの洗脳社会』朝日新聞社、1995年/『オタクはすでに死んでいる』新潮新書
2008年
奥田愛基『変える』河出書房新社、2016年
大澤真幸『虚構の時代の果て』ちくま新書、1996年(ちくま学芸文庫版を使用)/『不可能性の時代』岩波新書、2008年
pha『ニートの歩き方』技術評論社、2012年
ロマン優光『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』コアマガジン新書、2016年
rootport『失敗すれば即終了!日本の若者がとるべき生存戦略晶文社、2016年
さだまさし『本気で言いたいことがある』新潮新書、2006年
佐伯啓思『日本の宿命』新潮新書、2013年
税所篤快『ゆとり世代愛国心PHP新書、2014年
斎藤貴男『機会不平等』文藝春秋、2000年(岩波現代文庫版を使用)/『安心のファシズム岩波新書、2004年/『日本が壊れていく』ちくま新書、2018年
齋藤孝『日本人の心はなぜ強かったのか』PHP新書、2011年
斎藤環『ひきこもり文化論』紀伊國屋書店、2003年(ちくま学芸文庫版を使用)/『世界が土曜の夜の夢なら』角川書店、2012年
酒井順子『負け犬の遠吠え』講談社、2003年(講談社文庫版を使用)
酒井信『平成人(フラット・アダルト)』文春新書、2008年
榊原英資『日本は没落する』朝日新聞社、2007年
櫻井よしこ『日本の危機』新潮社、1998年(新潮文庫版を使用)/『論戦1999』/『論戦2000』/『日本よ、なぜ動かない 論戦2001』/『変わるのは今しかない 論戦2002』/『明日への道を拓け 論戦2003』/『このまま滅ぶな、日本 論戦2004』/『国、売りたもうことなかれ 論戦2005』/『この国をなぜ愛せないのか 論戦2006』/『日本よ、勁き国となれ 論戦2007』/『いまこそ国益を問え 論戦2008』/『櫻井よしこ憂国 論戦2009』/『日本を愛すればこそ、警鐘を鳴らす 論戦2010』/『国難に克つ 論戦2011』/『甦れ、日本 論戦2012』/『櫻井よしこの日本再興 論戦2013』/『日本国の復権 論戦2014』/『戦後七〇年 国家の岐路 論戦2015』/『凜たる国家へ 日本よ、決意せよ 論戦2016』/『頼るな、備えよ 論戦2017』(「論戦」シリーズはすべてダイヤモンド社
佐野眞一『東電OL症候群』新潮社、2001年(新潮文庫版を使用)/『この国の品質』ビジネス社、2007年
佐々木俊尚『21世紀の自由論』NHK出版新書、2015年
佐藤俊樹『不平等社会日本』中公新書、2000年
佐藤芳直『なぜ世界は日本化するのか』扶桑社、2017年
勢古浩爾『まれに見るバカ』洋泉社新書y、2002年
白井聡『永続敗戦論』太田出版、2013年
白岩玄R30の欲望スイッチ』宣伝会議、2014年
想田和弘『熱狂なきファシズム河出書房新社、2014年
杉田俊介『フリーターにとって「自由」とは何か』人文書房、2005年/『非モテの品格』集英社新書、2016年
杉浦由美子腐女子化する世界』中公新書ラクレ、2006年
杉山幸丸『進化しすぎた日本人』中公新書ラクレ、2005年
諏訪哲二『オレ様化する子どもたち』中公新書ラクレ、2004年
鈴木弘輝『生きる希望を忘れた若者たち』講談社現代新書、2010年
鈴木謙介カーニヴァル化する社会講談社現代新書、2005年/『サブカル・ニッポンの新自由主義ちくま新書、2008年/『ウェブ社会のゆくえ』NHKブックス、2013年
鈴木孝夫『日本人の感性が世界を変える』新潮選書、2014年
橘玲『(日本人)』幻冬舎、2012年(幻冬舎文庫版を使用)
立木信(「トラスト立木」名義)『この国の経済常識はウソばかり』洋泉社新書y、2008年
高田明典『ネットが社会を破壊する』リーダーズノート、2013年
高原基彰『不安型ナショナリズムの時代』洋泉社新書y、2007年
高橋源一郎『ぼくらの民主主義なんだぜ』朝日新書、2015年
高村薫『作家的覚書』岩波新書、2017年
竹田恒泰『日本人はいつから日本が好きになったのか』PHP新書、2013年
武田砂鉄『紋切型社会』朝日出版社、2015年
田北百樹子『シュガー社員が会社を溶かす』ブックマン社、2007年
水無田気流田中理恵子)『黒山もこもこ、抜けたら荒野』光文社新書、2008年/『無頼化する女たち』洋泉社新書y、2009年
田中英道『日本人が知らない日本の道徳』ビジネス社、2016年
谷本真由美『日本が世界一「貧しい」国である件について』祥伝社、2013年/『日本に殺されず幸せに生きる方法』あさ出版、2013年
適菜収『日本をダメにしたB層の研究』講談社、2012年
寺島実郎『われら戦後世代の「坂の上の雲」』PHP新書、2006年
寺脇研『動き始めた教育改革』主婦の友社、1997年/『何処へ向かう教育改革』主婦の友社、1998年/『さらば ゆとり教育』光文社ペーパーバックス、2008年/『百マス計算でバ力になる』光文社ペーパーバックス、2009年/『「フクシマ後」の生き方は若者に聞け』主婦の友社、2012年/『教育の国家支配がすすむ』青灯社、2017年
柘植智幸『「ゆとり教育世代」の恐怖』PHPペーパーバックス、2008年
常見陽平『僕たちはガンダムのジムである』ヴィレッジブックス、2012年(日経ビジネス人文庫版を使用)
内田樹下流志向』講談社、2007年(講談社文庫版を使用)/『日本辺境論』新潮新書、2009年
上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』太郎次郎社、2000年(ちくま文庫版を使用)/『女ぎらい』紀伊國屋書店、2010年
宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』岩波新書、2010年
宇野常寛ゼロ年代の想像力早川書房、2008年(ハヤカワ文庫版を使用)/『リトル・ピープルの時代』幻冬舎、2011年(幻冬舎文庫版を使用)/『母性のディストピア集英社、2017年
宇佐美典也『肩書き捨てたら地獄だった』中公新書ラクレ、2014年
牛窪恵『おゆとりさま消費』アスキー新書、2010年
和田秀樹『シゾフレ日本人』ロングセラーズ、1994年(『「自分がない症候群」の恐怖』PHP文庫版を使用)/『学力崩壊』PHP研究所、1999年(PHP文庫版を使用)/『和田秀樹憲法改正論』原書房、2007年/『テレビの大罪』新潮新書、2010年/『この国の冷たさの正体』朝日新書、2016年/『私の保守宣言』WAC、2017年
渡部昇一『知っておくべき日本人の底力』海竜社、2008年(『決定版 日本人論』扶桑社新書版を使用)
渡辺恒雄『反ポピュリズム新潮新書、2012年
八木秀次『反「人権」宣言』ちくま新書、2002年
柳沼良太『ポストモダンの自由管理教育』春風社、2010年
山田昌弘『結婚の社会学丸善ライブラリー、1996年/『パラサイト・シングルの時代』ちくま新書、1999年/『パラサイト社会のゆくえ』ちくま新書、2004年/『希望格差社会筑摩書房、2004年(ちくま文庫版を使用)/『新平等社会』文藝春秋、2006年(文春文庫版を使用)/『少子社会日本』岩波新書、2007年/『なぜ若者は保守化するのか』東洋経済新報社、2009年(『なぜ若者は保守化したのか』朝日文庫版を使用)/『家族難民』朝日新聞出版、2014年(朝日文庫版を使用)
山口真由『リベラルという病』新潮新書、2017年
山崎雅弘『戦前回帰』学習研究社、2015年
柳田邦男『壊れる日本人』新潮社、2005年(新潮文庫版を使用)
安冨歩原発危機と東大話法』明石書店、2012年
那覇潤『中国化する日本』(文春文庫版を使用)
米田智彦『デジタルデトックスのすすめ』PHP研究所、2014年
柳美里『仮面の国』新潮社、1998年(新潮文庫版を使用)/『国家への道順』河出書房新社、2017年

【ツイート転載】〈真のリベラル〉によろしく(2018.10.14)

なぜ「論客」と話が通じないかというと、彼らは〈真のリベラル〉だからに他ならない。「リベラル」ではない。「左翼」でもない。〈真のリベラル〉だから。社会的公正とか正義とかを中心に考えるのではなく、まず最初に「自分は〈真のリベラル〉だ」というところから思想や言動を構築するから。

そういう人は、例えば「自分は〈真のリベラル〉」だから差別に荷担するはずがない、と考える。だから自身の発言が社会的に弱い立場の人たちへの差別を含んでいる、と指摘(批判)されたら、自省するのではなく、「〈真のリベラル〉たる自分が差別に荷担するなんてあり得ない」と反発する。そしてそこでとる言動が、「おまえたちこそ差別者だ、自分はお前たちとは違う〈真のリベラル〉だ」と、相手の言動の揚げ足を取ることだったりする。そこに誤読や捏造があっても構わない。

〈真のリベラル〉は「リベラル」(よく〈日本リベラル〉と呼ばれる)や「左翼」を批判することによって自身の正当性を再帰的に認識するから、自身の言動を顧みるということはしない。「自分は〈真のリベラル〉だ、なぜなら自分は〈日本リベラル〉を批判しているからだ」というのが彼らの認識で、要するにトートロジーである。

そしてそれらに知らず知らずの内に延々と燃料を贈ってきたのがニセ科学批判であり、俗流若者論批判だった。「左翼・リベラル(〈日本リベラル〉)=若者の敵、非科学的、非論理的」という認識が先行していたら、必然的にニセ科学批判や俗流若者論批判の知は左派嘲笑に使われる。かといってニセ科学批判や俗流若者論批判をやめてはいけないのでニセ科学俗流若者論への批判と同時に、社会的に弱い人たちへの差別の批判をする必要があるし、私もそうしているんだが、そうするとニセ科学批判や俗流若者論批判の知を取り込んで自分が〈真のリベラル〉だと思っている層に日和ったと言われるわけで、なんというか……。

 

「リベラル」と〈真のリベラル〉は椅子と電気椅子くらいには違うということは知っておこう。あと「オタク」と〈イキリオタク〉も。

 

【秋季例大祭5新刊】摩多羅隠岐奈の人里進出作戦――市民のための計量政治分析の基礎

【書誌データ】
 書名:摩多羅隠岐奈の人里進出作戦――市民のための計量政治分析の基礎
 発行日:2018(平成29)年10月14日(第5回博麗神社秋季例大祭
 著者:後藤和智後藤和智事務所OffLine http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
 表紙:はや(なないろしっぽ団 https://www.pixiv.net/member.php?id=583326
 サイズ:A5
 ページ数:36ページ
 価格:即売会…700円/書店委託…950円(税抜)
 通販取扱:メロンブックス(予定)
 国立国会図書館登録情報:納本予定
 サンプル:

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 電子書籍メロンブックスDL、BOOK☆WALKER、BOOTH(予定)
 備考:本書は同人サークル「上海アリス幻樂団」の作品「東方Project」シリーズの二次創作作品となります。そのためコミティアなどの二次創作作品の頒布が禁止されている即売会では頒布いたしません。
 登場人物:丁礼田舞、爾子田里乃、霧雨魔理沙、矢田寺成美、摩多羅隠岐

【目次】

はじめに
第1章 統計的因果推論――数式を使わない統計学入門
 1・1 統計学的因果推論と陰謀史観の違い
 1・2 文化論の危険性
 1・3 因果推論とはなにか
 1・4 因果推論の注意点
第2章 社会調査とは何か
 2・1 はじめに
 2・2 規範的枠組みの罠――後藤内野手、痛恨のミス
 2・3 量的調査と質的調査
おわりに
 おわりに
 あとがき

 

 

 

【フットバ7新刊】駅ノートの思い出[新・東北編]――東北と周辺地域の振興のために

【書誌データ】
 書名:月刊テキストマイニングレポートVol.18 駅ノートの思い出[新・東北編]――東北と周辺地域の振興のために
 発行日:2018(平成30)年10月8日(フットバーしま~す!7)
 著者:後藤和智後藤和智事務所OffLine http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
 表紙:shi0n(春紫苑 https://www.pixiv.net/member.php?id=4150140
 サイズ:A5
 ページ数:60ページ
 価格:即売会…800円
 通販取扱:個人通販のみ扱い
 国立国会図書館登録情報:納本予定
 サンプル:

www.pixiv.net

 電子書籍:なし

 備考1:本書はモバイルファクトリーの作品「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」の評論作品となります。そのためコミティアなどの二次創作作品の頒布が禁止されている即売会では頒布しない可能性があります。
 参考:

https://blog.ekimemo.com/post/147617759864/guideline

blog.ekimemo.com

https://blog.ekimemo.com/post/165745311984/guideline2

blog.ekimemo.com

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【リリース】後藤和智事務所OffLine コミックマーケット94参加情報

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コミックマーケット94

3日目東5ホール

「プ」15b

後藤和智事務所OffLine

Webカタログ:https://webcatalog.circle.ms/Circle/13907726

お品書き

 

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【新刊】

『Text Mining Maniax Advance――R, KH Coder, Excelによる計量テキスト分析の拡張』

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サンプル:

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その他、『月刊テキストマイニングレポートVol.16 誰がnetgeekをシェアしているのか:排外主義サイトの読者の研究』『月刊テキストマイニングレポートVol.15 「性器呼び」の研究:ツイッターにおける女性差別についての一考察』も用意いたします。

コミケ初頒布本】

東方Project/第15回博麗神社例大祭新刊『依神姉妹と支え合いの対話――市民のための福祉政策論の基礎

kazugoto.hatenablog.com

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東方Project/第12回東方名華祭新刊『スカーレットの軌跡――東方人気投票コメント統計特別分析

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ステーションメモリーズ!(駅メモ)本

フットバーしま~す!5新刊『駅ノートの思い出[関東近郊編]――放射状路線の特徴をめぐる研究』

フットバーしま~す!6新刊『駅ノートの思い出[関西編]――計量テキスト分析で見る競合路線』

kazugoto.hatenablog.com

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【災害対応】

このたびの大阪府北部地震・及び西日本豪雨災害について、被害にあわれた方のご冥福をお祈り申し上げると同時に、被災地の一日も早い復興を祈念しております。後藤和智事務所OffLineでは、コミックマーケット94の売上について、5%を大阪府北部地震、5%を西日本豪雨災害の被災地に寄付いたします(各10,000円を上限とします。また7,8,9月の各即売会についても同様の割合を寄付いたします)。

【そのほか】

後藤和智事務所OffLineは、2018年6月より決済サービス「square」によるクレジットカード決済に対応しております。Visa、MasterCard、アメックスが使えます(JCBダイナースなどは使えません)。またpixiv payによるQRコード決済にも対応しております。代表がいるときにしか使えませんのでご注意ください。

【C94新刊】Text Mining Maniax Advance――R, KH Coder, Excelによる計量テキスト分析の拡張

【書誌データ】
 書名:Text Mining Maniax Advance――R, KH Coder, Excelによる計量テキスト分析の拡張
 発行日:2018(平成29)年8月12日(コミックマーケット94)
 著者:後藤和智後藤和智事務所OffLine http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
 サイズ:A5
 ページ数:40ページ
 価格:即売会…600円/書店委託…800円(税抜)
 通販取扱:メロンブックス https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=390206
      COMIC ZIN(予定)
 国立国会図書館登録情報:納本予定
 サンプル:

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 電子書籍メロンブックスDL、BOOK☆WALKER

 

【目次】

目次
はじめに
 0.1 まえがき
 0.2 RとKH Coderのダウンロード

第1章 TwitteRによるツイッター分析
 1.1 はじめに
 1.2 TwitteRを始める
  1.2.1 キーとトークンの取得
  1.2.2 twitteRのダウンロードと利用
 1.3 取得データの特徴
 1.4 検索
 1.5 データの活用
 1.6 プログラミングの活用

第2章 KH Coderの本が(たぶん)教えないKH Coderの裏技
 2.1 はじめに
 2.2 未知のワード、強制抽出にするか?辞書登録するか?
  2.2.1 検証
  2.2.2 MeCabを使うメリット
  2.2.3 強制抽出を使うメリット
 2.3 Rソース活用術
  2.3.1 はじめに
  2.3.2 多次元尺度構成法
  2.3.3 クラスター分析

第3章 テキストマイニング芸人的Excel活用術
 3.1 はじめに――テキストマイニング芸人として
 3.2 OCRソフト「読取革命」を検証する
  3.2.1 はじめに
  3.2.2 読み込み結果はフォントで変わる?
  3.2.3 読取革命は横書きに弱い
 3.3 3時間で10冊データ化する私の方法
  3.3.1 はじめに
  3.3.2 テキストデータからExcelへの貼り付けについて
  3.3.3 Excelマクロによるデータの修正と整形
 3.4 なぜデータの整形が必要なのか

 

 

【ツイート転載】差別扇動者への脅迫は許されないが、扇動者の擁護者は批判されなければならない(2018.7.26)

 こちらのツイートで「とあるリフレ派の経済学者」を批判したら、「後藤は脅迫や殺害予告を肯定している」と言われました。こっちのツイートで「脅迫や殺害予告が許されないのは当然として」と言っているのにね。

 

まあ、想定の範囲外ではありますが、他方で別に驚く必要もないと思います。少なくともあの界隈の読解力の程度がしれただけでよしとしましょう。抗議もしませんし撤回も求めていません。表現規制クラスタとリフレ派にそれを求めること自体が徒労だとわかっているから。

少なくともこの「経済学者」が、実際に脅迫を受けた議員のみならず、差別的な発言を振りまいているユーチューバーと一緒に論じているわけですから、この論考の狙いが「実際の脅迫的行為の否定」ではなく「差別的言説の擁護」であることにあるのは明白でしょう。そしてそれらの言説は、権力や政権、そして世論と結託して社会的に弱い立場の人を押し黙らせているわけで、そして特に某議員の場合は出版社(雑誌の編集部)が「売れる」からという理由で公刊している。しかし我が国において、ヘイトスピーチ規制法が施行されるなど、運用は措くとしても少なくとも理念としてはヘイトスピーチは許されない、としているわけですから、「脅迫は許されないが、そもそもヘイトスピーチを述べることもすべきではなかった」と両者を批判するのが正しい行為だと思います。「自分だって某議員を批判していた」と訴えるのなら尚更です。

それに、まあちょっと刑事司法統計をかじっていればわかるのですが、世の中には「警察マター」にならないような事件や脅迫などが多数ある。特に性犯罪はとても多いし、人種差別、性差別含む差別についても統計にならない脅迫などは非常に多いかと思います。そして某議員や某ユーチューバーの議論はそれを助長しているわけです。

某議員に寄せられた脅迫や犯罪予告を憎み、批判する。そこにある良心を疑うべきではないと思います。ならば、尚更のこと、この人たちの言説によって奪われた社会的に弱い立場の人たちの発言に思いを巡らせることができないのか、良心を向けることはできないのか、そう強く思います。

今まで社会的に弱い立場の散々憎悪を煽ってきた人が、いざ自分がその対象になったときに、それを自業自得だと言うつもりはないし言うべきではない。だが周囲の人間が、その人が憎悪を煽ってきたという前提を忘れ、上っ面だけの「言論の自由」を言うのはおかしいんだよ。