ツイート転載
(11月10日記す) 補足すれば、支持母体からもわかるように、家父長制的な支配に魅了され一貫して理念に掲げてきたのも事実で、そのくせ本人は「家長」ではなく「お子様」キャラという鵺的構造が見事に現代日本にマッチしたわけである。「ゾンビ家父長制」、…
差別的な言論が強く批判されると「言論の機会を奪うな」という擁護派が現れるのはこの手の言説の常ですね、わかるわけあるかゴルァ>「LGBTに生産性なし」杉田水脈の言論の機会まで奪ってどうする (田中秀臣) - オピニオンサイトiRONNA https://t.co/hyM…
「リベラルの人はオタク叩きしかしてこなかった」という漫画家の発言を見たが、いまのオタク論客の中では、枝野幸男氏や保坂展人氏とかが表現規制反対運動にかなり協力してきたことは忘却されているのね。福島瑞穂氏とかも表現規制には懐疑的だったはずだし…
kazugoto.hatenablog.com の続き。 ――――― なぜ一部のポピュラー社会学の支持者がいとも簡単に若者を差別するのかというと、若者論の世界にはいつ頃からか「通常の若者論は上澄みのエリートしか見ていない」という思い込みがあったというのが大きい。それに90…
これは素晴らしい若者論。後藤和智氏とか是非読むべき。はてなの中高年は今井絵理子の発言を理解できない https://t.co/Lz4OmoXrzN — 社虫太郎 (@kabutoyama_taro) 2017年6月24日 anond.hatelabo.jp 甲山太郎=甲虫太郎=社虫太郎氏に「素晴らしい若者論」と…
左派批判のためにニセ科学批判の知見を借用している人たちの身勝手なところは、原発事故の自主避難者の扱いが表面上では一貫していないこと。あるときは左派にいいように使われている犠牲者として描き、またあるときは左派と結託してニセ科学を広める存在と…
それにしても、2007,8年頃に、私の「宮台真司や東浩紀には根拠がない」という批判に対し、「宮台や東の理論は社会を広く見ている」と的外れな批判を加えた、社会学系の「批評」の読者はどこに行ったのか。 ここ5年くらいで、社会学と「批評」の関係ってずい…
いま発売中の『プレジデント』に、同誌が生活保護についてどう考えているかを象徴する記事が載っているので、生活保護行政の関係者や研究者は読んだ方がいいと思います。少なくとも私は立ち読みで怒り心頭に達し、購入しました。汚物は購入の精神。近日中に…
評論という行為をする際には、常に「他者を見下す快楽」と闘わなければならないと最近感じる。その快楽に溺れると、人格が崩壊し、ありとあらゆるものを見下さないと気がすまなくなる。 Togetterやそのコメント欄を見ていると、東日本大震災以降、あらゆる陣…
高史明氏のこのツイート https://twitter.com/Fumiaki_Taka/status/721320132832677888 に対して、「アニメアイコン」という言葉を使っていることから、内容をよく精査せずオタクバッシングだと脊髄反射してしまう反応についてはまだまだ予測の範囲内だけど…
そもそも疑問なのは、若者論批判に対しては「若者論批判は若者の問題点を覆い隠す」という反批判がなぜか見られるということである。例えば女性、在日外国 人、生活保護受給者に対するバッシングは数多くあるが、それに対する批判も多い。私はそのような批判…
某御用若者氏が本当の御用になるのを見るにつけ、いい加減〈若者〉の定義をある程度違った形で定義した方がいいんじゃないかなぁ…って気になる。「若者代表」の胡散臭さは、特に左派を中心に多くの人が感づいているところではあると思うけど、それを理論化す…
件の『AERA』2015年11月16日号購入。この木村幹氏のツイートで採り上げられている記事はpp.30-32。 AERA特集。常勤だけの公務員と、非常勤も含む民間のデータを比較する、という「基礎的知識以前のとんでもさ」もさる事ながら、超高給取りのメディアさんから…
『「劣化言説の時代」のメディアと論客』の元になった論文を書いて以降のことだけど、「劣化言説の時代」のあとの言論状況って、言うなれば「キャラ化する言論の時代」なのだと思う。科学的、学術的、客観的な正確性や、社会正義よりも、その論客の「立ち位…
【分析概要】 2011年~2014年に刊行された『AERA』(朝日新聞出版)の内、タイトル及びサブタイトルに「世代」「若者」「ジェネ」を含む記事で、世代論を扱ったと見なせる記事であり、なおかつniftyの新聞記事検索で本文を取得できたもの22本 【使用ツール】…
山本氏の戦歴はWikipediaと下記のツイートを参考にしました。 今朝の中日新聞に載ってた山本昌年表に付記されてた現役中の社会の主な出来事が完全に歴史の教科書。 pic.twitter.com/Jdow6oi7il — 間借りさん (@magarisan) 2015, 9月 25 1983年 山本昌広、中…
『AERA』の戦後70年特集で「朝生」にみるリベラル派の凋落、みたいなことが書いてあったけど、少なくともここ20年程度の言論の動向について考える のであれば1997年以降に勃興した〈劣化〉言説の影響は外せないと思うけどなぁ。リベラルの凋落とか云々とかよ…
おい。古市憲寿の『誰も戦争を教えてくれなかった』が文庫化に際して『誰も戦争を教えられない』になっているのはどういうことだ。少なくとも同書で語られているのは「戦争の当事者になれない自分」への陶酔でしかないんだが。 『誰も戦争を教えられない (講…
というわけで今発売中の『文藝春秋』の特集「戦後70年 崩壊する神話」のレビューです。はっきり言って、まさに現代劣化言説の博物館と言っていい感じでした。あとテーマの選び方のバランス悪すぎ、例えば野球な んて4本くらいあったのにサッカーとか水泳とか…
「新型うつ」論の起源に関する井出草平氏への回答(H27.7.9)大阪大学講師の井出草平氏が「シノドス」に寄稿した記事「「新型うつ」は若者のわがままか?」(http://synodos.jp/society/14551/)をめぐって、井出氏から「〈新型うつ〉という言葉を最初に使っ…